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2021/02/04//Thu.
鰻池古窯

知多郡東浦町で

発掘中の窯跡ありますよ  と 連絡あり

僕は、いつでも動けますと言う事で

今日は鰻池窯跡1~5号窯の見学



20210204_144317.jpg行ってきました。



最近は須恵器の窯跡が3回連続で続いたので

何だか久し振りに

ん~12世紀の後半から13世紀の窯跡



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画像で見る限り山茶碗の窯かなと


20210204_144914.jpg思ったら



見事5基全て山茶碗と小皿と少しの片口鉢



20210204_134742.jpg



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サイズ感や勾配

これは煙道から煙り出しの



20210204_141042.jpg断面


これは灰原の



20210204_135343.jpg断面


これは

灰原の中の自然釉の山茶碗の



20210204_145421.jpg断面


これは

窯内の窯床を何度も上げて高くしてると言う




20210204_143913.jpg断面




何回みても参考になるし

イメージも湧いてくるわぁ

あぁ

体力のある元気なうちに穴掘って窯作りたいわ

中々見応えの現場でした。



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窯跡 |

2021/01/22//Fri.
湖西古窯跡古見第35地点

先日

隣町の静岡県湖西市へ

須恵器の窯跡発掘調査報告会へ出掛けた。


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今回の窯は7世紀から8世紀に位かけて生産されていた窯跡

焼成室の天井も残るとても良い状態の窯


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煙道から煙り出しに掛けて階段状になっているのは湖西の特徴だそうで



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須恵器の窯は真っ直ぐが多いが



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この窯の焼成室はダルマ見たいで



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今回も灰原から煙道まで一望できる


20210117_114940.jpg



灰原の場所は

灰を書き出し捨てたので黒っぽくなっており


灰原とは

「窯焚きしたときに出る灰や失敗した陶器を捨てる場所」



須恵器

「5世紀ごろ朝鮮半島から伝わったとされ、地中に穴を掘ってトンネル状の穴窯を使い

それまで野焼きの低温焼成、縄文、弥生、土師器に比べて革新的な

穴窯のよって高温で焼き上げ薄手で硬質で燻し焼の灰色の陶器が窯によって焼かれるようになった。」



20210117_120547.jpg




この須恵器の窯も 

取り壊すそうで残念で仕方ない。


仕事場の立ち退きの話が再浮上し

次はこの様な窯を作りたい

豊橋市南部方面で窯を作らせてくれる方が居ましたら

連絡ください。









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